税理士はキャッチャー・投手は中小企業の社長

疲れ切った投手の投げる球をキャッチャーはどんな時も受ける
投げる球はボールばかり。ストライクはない。時には暴投。
資金繰りに行き詰る。報酬という球も届かない
キャッチャーは、何度もマウンドに駆け寄り、叱咤激励を繰り返す。
負けは倒産を意味する。投手の後ろには7名の選手とその家族の生活がかかっている。
キャッチャーは、いつも全体を見渡し、どこが弱点でどこが強みかを探りながら
知識と智慧を出し尽くし、投手に指示を与える。でも万策が尽きることもある。
キャッチャーの心に逃げたいという心が湧く。僕は逃げれば済む話だ。
そんな時、投手の悲しい顔がうかぶ。ここで逃げると倒産だ。
僕の後にリリーフはいない。投手は投げる的を失う。
税理士の使命とは何か？　
7名の選手とその家族のために、僕も投手と一緒に最後まで闘う。
命を懸けて！
令和元年9月24日　　弘瀬　至